【長期留学の方必見】オンラインバンキング開設について
Column
長期留学の方に、銀行口座の開設に関するご質問をいただきます。
イギリスでの銀行口座開設には、勤務先から発行された書類などをご用意いただく必要があり、少し手間がかかります。
本日は、手軽に開設ができるオンラインバンクの【Monzo】と【Revolut】についてご紹介をいたします。
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よく使われているオンラインバンクのご紹介！
日本とは異なり、イギリスでは、どのオンラインバンクを開設したらいいのか、分からない方も多いかと思います。長期留学やYMSの方に人気なのがこの2つ！●Monzo
●Revolut
Monzoの魅力は？
イギリスでの生活に慣れていない方にも安心して使える、シンプルで使いやすいオンラインバンクです。家賃、食費、交通費などを自動で分類してくれる機能や、目標ごとにお金を分けて貯められる「ポット」機能など、日々の支出管理にとても便利。デビットカードもすぐに発行され、スマホですぐに口座開設ができるのも魅力です。Monzoの公式サイトはこちら
口座開設条件
・16歳以上である・イギリス国内にフルタイムで居住している（一時的な滞在ではない方）
・イギリスに居住する権利がある
・イギリス国内に住所がある
必要なもの
①本人確認書（有効なもの1点）MONZOは金融機関として、イギリスの金融規制に基づき、本人確認を厳格に行います。
・パスポート（有効期限内のもの）
・運転免許証（仮免許でも可）
・国民ＩＤカード（EU圏など発行のもの）
②イギリスの住所（カード送付先に使用）
③個人情報
・有効なメールアドレス（連絡用に使用）
・イギリスで使える携帯電話番号（SMS認証のため）
・職業情報（収入や就労形態など簡単な情報を入力）
口座開設の手順
①MONZOアプリのダウンロードApp StoreまたはGoogle Playから「Monzo」アプリをダウンロードします。
②個人情報の入力
名前、生年月日、現住所（イギリス国内の住所）を入力します。この住所は、カードの送付先にも使用されます。
③本人確認（セルフィ動画の撮影）
アプリの指示に従い、スマホのカメラで顔の動画を撮影します。
動画の中で「Hi, my name is [あなたの名前], and I want a MONZO account.」と言う必要があります。
これはAIによる顔認証と本人確認のためで、不正防止の重要なステップです。
④審査・承認
本人確認が完了すると、数分から最大で数日以内に審査結果が通知されます。
審査では、提出情報の整合性や英国滞在の適法性などがチェックされます。
⑤カード送付先住所設定
審査に通った後、カードの送付先住所を最終確認します。
通常、2〜3日でカードが登録住所に郵送されます。
⑥カードアクティベート
カードを受け取ったら、アプリ内でカード番号を入力して有効化（アクティベート）します。
これにより、デビットカードとして利用可能になります。
⑦資金の入金
銀行振込や他の送金サービスを利用し、口座に資金を入金してください。
Monzoへの日本からの送金方法について
MONZOは物理的な支店を持たないオンラインバンクであるため、海外送金を行う際には注意が必要です。日本の銀行から直接送金する場合、高額な手数料が発生することがあります。そのため、手数料を抑えて送金できるサービスとして、特に人気のある「Wise（旧TransferWise）」の利用をおすすめします。Wiseの公式サイトはこちら
・中間業者を介さずリアルタイムの市場為替レートに近いレートで換算されるため、送金コストを大幅に節約。
・Wiseのアプリやウェブサイトから、簡単に日本の銀行口座からWiseアカウントへ入金し、そこからMONZOの口座に送金可能。
・送金手続きもスマホで完結し、数時間から1〜2営業日以内にMONZO口座に着金。
このように、Wiseを活用することで、無駄な手数料を抑え、安全かつスピーディーに資金移動が可能です。物価の高いイギリスでは、少しでも出費を抑えたいという方にとって非常におすすめの方法です！
Revolutの魅力は？
多通貨対応に優れており、日本円からポンドへの両替もアプリ上でスムーズに行えます。海外送金手数料が抑えられているため、日本の家族からの送金受け取りにも便利。旅行先でもそのまま使えるため、ヨーロッパ周遊を予定している方にもぴったりです。
口座開設の手順
①アプリをダウンロード②名前、住所、電話番号、emailアドレス、暗証番号設定など、必要情報を入力
③£10以上をアカウントに入金する
④アプリ上にアカウントの開設完了
⑤ID（パスポートやビザ）のアップロード
⑥セルフィ―で動画を撮影 (ご自身の氏名、カードを作成したい旨を言います）
⑦カードの受取を希望の手配 ※カードが不要な方は必要なし
開設に要する時間は、5～10分です。
カード受取
iPhpne利用者は、Apple payに追加すれば、カードが無くても使用可能です。日本ではキャッシュでの支払いも多いかと思いますが、イギリスではほとんどの場所でカードの使用が可能です。
個人店では、カード利用上限額を設けている店舗もあります。個人店では、予めカード利用の可否を確認することをおすすめします。
イギリス近隣国へ旅行をする方も沢山いらっしゃると思いますが、大金を両替をしなくとも、カードと少額のキャッシュがあれば、旅行中も困ることがないかと思います。
まとめ
以上、イギリスで人気のオンラインバンク口座開設方法についてでした。オンラインバンクはすぐに開設できて、手数料もかからない（カード発行は別）ので2つの口座を利用（普段用と貯蓄用など）している方もいます。
なお口座開設には審査がありますので、慎重に行うようにしましょう。