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イギリスで携帯電話を利用するには? SIMカードや通信会社の選び方
Column

留学に行く際に心配なことがのひとつが、携帯電話についてですよね。イギリス留学を考えている人にとって気になるのはイギリスの携帯電話事情ではないでしょうか。今はインターネットさえあればLINEなどのアプリを使って簡単にメッセージや電話のやり取りができるので、Wi-Fiで十分と思う方もいるかと思います。しかし、留学や旅行で長期滞在する方や現地で働く予定の方は、携帯がいつでも使える状況にあったほうが安心です。また、現地でスマートフォンの地図を利用したい場合や、何か緊急の際も電波が繋がる携帯電話・スマホがあると便利ですよね。そこで、イギリスの携帯電話事情について、利用方法や留学生に人気のSIMカードなどをご紹介します。

Content

1.イギリスの携帯電話事情は?

長期留学になると現地の携帯電話を契約する方も多いと思います。しかし、現地の携帯を持っていなくても滞在先や街の至る所でフリーのWi-Fiが利用できるので、電話での通話はできませんが特に困ることはないでしょう。
また、プリペイド式のSIMカードもあるので、1ヵ月以上滞在する方は現地で使える携帯を購入してもいいかもしれません。通話とテキストメッセージのみの簡単な携帯ですと10ポンドほどで購入することができます。スマートフォンでも安いものだと20ポンドくらいで購入できます。そのため、通話やメールは購入した携帯を使って、ネットやLINEなどは日本のスマートフォンをWi-Fiで使うという2台持ちをしている方もいます。

SIMフリーの携帯を持っている方は、そちらを現地に持っていき、現地でSIMカードのみ購入する方法がおすすめです。また、最近では簡単にSIMロックが解除ができるので、今お持ちのスマートフォンのロックを解除して現地で使うことができます(詳しくは下記、“SIMロックを解除する方法”を参照)。

2.イギリスで携帯電話を利用するには? SIMカードの選び方

スマホイメージ
では、SIMカードはどのようなものを購入すればいいでしょうか。イギリスで携帯を利用するには、基本的に、Monthly(契約型)かPay as you go(フリペイド式)のSIMカードを選んで購入します。

 

Monthly(月額契約式のSIMカード)

「Monthly」は毎月の使用料金が口座から引き落としされるタイプのSIMカードです。Monthlyの場合は直接店舗に行って契約します。後から紹介するPay as you goに比べて通信料が安く、本体価格が無料・割引になるなど特典が色々付いてきます。料金やプランもさまざまで、自分に合ったものを選ぶことができるのも魅力です。おすすめのプランですと、月々20ポンド(12ヵ月契約)のSIMカードで、データ通信20GB、通話・テキスト無制限というものがあります。

しかし、契約の際に現地の銀行口座や住所の証明が必要になるので、1年以上の長期で滞在する方におすすめです。

Pay as you go(プリペイド式のSIMカード)

こちらはプリペイド式のSIMカードで、30日間有効のパッケージ(データ通信・通話・テキスト)をそのつど購入するイメージです。足りなくなったら、店舗や街中のコンビニなどでTop-Up(チャージすることを英語でトップアップといいます)します。

Pay as you go のSIMカードは、店舗以外でもスーパーや空港などで簡単に購入できます。だいたい10ポンド~30ポンドほどで、データ通信量2~16GB、250~3000分の通話、1000~3000テキストの送信といったことができる容量が備わっています。Monthlyに比べて特に難しい契約の必要もありませんので、留学生や観光客でも簡単に利用できます。通話やテキストはあまりしないけどデータ通信は使いたいという方や、短期で滞在する方におすすめです! 私は15ポンドで2GB、750分の通話、2000テキストの送信ができるSIMカードを使っていましたが、これで一ヵ月は余裕で過ごせていました。

3.イギリスの携帯電話会社にはどんなものがある?

スマホイメージ
では、長期留学などでイギリスで携帯電話を購入して契約する場合、どんな携帯電話会社を選ぶのがよいのでしょうか? 日本でいうdocomo、au、Softbankのように、イギリスにも色々な通信会社があり、料金やプランもさまざまです。どのようなものがあるのか、イギリスの主な通信会社についてご紹介します。

 

O2

イギリス国内での知名度トップの大手通信会社で、カフェや駅などで O2ユーザー限定のWi-Fiを使えます。また、コンサート運営会社と連携しているので、コンサートやライブの際の優先入場などの特典が利用できます。他社に比べて料金は高めです。

私は最初のステイ先の家族がO2ユーザーで勧められるがままにO2を選びましたが、Pay as you go(プリペイド式)でも色々な特典が利用できるのでおすすめですよ!

Vodafone

日本でも有名なVodafoneですが、イギリスのみならずヨーロッパでトップシェアを誇ります。Pay as you goのSIMカードですと、電話や店舗の他に、オンラインやアプリでも簡単にTop-Upができます。また、データのみの購入も可能なので便利です。

EE

2010年にT-mobile とOrangeの大手2社が合併してできた会社で、4G LTE回線に関しては他社に比べて圧倒的に広いエリア範囲を誇ります。しかしその分料金も高めです。イギリスは日本に比べるとそこまでネット環境が良くないので、料金は高めでもストレスなく快適にネットを利用したい方におすすめです。

Pay as you goですと、同じ値段でもデータ重視か通話重視かプランを選べたりもします。

Three

料金が格安なことで知られている会社です。一番の特徴が、なんといってもデータ通信無制限のプランがあるということです。Monthlyプランだと、30ポンドでデータ通信・通話・テキストすべて無制限。Pay as you goでも35ポンドでデータ通信無制限・3000分の通話・3000テキストが使用できます。Monthlyプランですと、多くの会社が通話やテキストは無制限で使用できるのですが、データ通信無制限はめずらしいです。日本のような一定量を越えた場合の通信制限もありません!

 

giffgaff

店舗を持たずすべてオンラインで対応している会社で、料金が格安なことから私の周りでもgiffgaffを利用している方が多かったです。SIMカードもオンラインで注文しなければならないので、滞在先が決まっていない方は受け取りが難しいかもしれません。最初に滞在したドミトリーでSIMカードを手に入れたという方もちらほらいるので、ドミトリーに滞在する方はオーナーさんに聞いてみるといいでしょう。Pay as you goのみの取り扱いですが、giffgaffもThree同様にデータ通信無制限のパックがあり、20ポンドでデータ通信・通話・テキスト全て無制限で利用できます。ただし、9GBを越えたら低速通信になるので注意が必要です。格安といえどO2の回線を借りているので、電波も問題ないかと思います。

さらにgiffgaffの一番の特長は日本でもgiffgaffのSIMカードが手に入るということです。

 

安さやデータ無制限ということから、やはり留学生に人気なのはThreeやgiffgaffといった印象です。Monthlyプランですと選択肢ももっと広がりますので、色々比較してみて自分に合ったものを選ぶとよいかと思います。期間限定のキャンペーンなどPay as you goでも料金が非常にお得になっている場合もあるので、ホームページなどで事前にチェックしてみてください!

 

Voxi

vodofone回線のsimカードですが、個人的にはThreeよりも繋がり安いので使いやすいと感じました。

一番の特長はツイッターやインスタグラムといったSNSやYouTubeを使用の際にデータ利用料がかからないことです。(契約したプランによる)

電話番号の移行も可能ですので、渡英前にgiffgaffを申込、渡英後にvoxiに変更する方も多いです。

4.日本からSIMフリーの携帯を持参! SIMロックの解除方法は?

オペレーターイメージ
最近ではSIMロックの解除が気軽にできるようになり、日本からSIMフリーの携帯を持っていき、現地でSIMカードのみ購入する方が増えています。留学に合わせて直前に新しい携帯を購入しようと考えている方もいるかと思います。しかし、ちょっと待ってください!ロックを解除するにあたっては、“購入して〇日後~OK”というような条件が設けられており、買ってからすぐは受け付けてもらえない場合がほとんどです。そこでまず、docomo・au ・Softbankの大手キャリア3社の条件と解除方法をご紹介します。

Docomo(ドコモ)のSIMロック解除 受け付け条件と方法

~受付条件~
ネットワーク利用制限、おまかせロック等の各種ロックがかかっていないこと
①利用料金の支払実績が確認できること
②契約者本人の購入履歴があること
③購入日から100日経過した機種であること
※ただし、以下の場合は100日を経過していない場合でもすぐに解除可能です。
・当該回線において過去にSIMロック解除を行っており、その受付から100日経過した場合
・当該機種を一括払いで購入、または分割払いで購入し、その分割支払金/分割払金の精算をした場合
(いずれも端末購入サポートを利用している場合は、端末購入サポートの解除料の支払いが必要です。)
・回線契約期間中に受付したSIMロック解除が対象です。
④既にドコモを解約済の方は、解約日から100日経過していないこと

解除手続きは、オンライン(My docomo)・電話・店頭でできますが、オンラインは無料、電話・店頭での手続きはそれぞれ3000円の事務手数料がかかりますので、可能であればオンラインでの手続きがいいかと思います。(既にドコモを解約済みの方は、店頭での手続きのみ可能です。)

参照元 docomo:https://www.nttdocomo.co.jp/support/procedure/simcard/unlock_dcm/

auのSIMロック解除 受け付け条件と方法

~受付条件~
①2015年4月23日以降に発売されたSIMロック解除機能対応の機種であること
②契約者本人の購入履歴があること
③ネットワーク制限中のau携帯電話でないこと
④機種購入日から101日目以降であること
※ただし、以下の場合は100日以内でもSIMロック解除の手続きが可能です。
・当該機種を一括払いで購入している場合
・対象回線におけるSIMロック解除実績があり、前回のロック解除受付日から101日目以降の場合
⑤auを解約済みの場合は、解約日から100日以内であること

オンライン(My au)か店頭での手続きが可能で、オンラインの場合は無料、店頭での手続きは事務手数料3000円がかかります。

参照元 au:https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/

SoftbankのSIMロック解除 受け付け条件と方法

~受付条件~
①購入日より101日目以降であること
※以下の3つの条件全てに当てはまる場合は、機種購入日から100日以内の場合でもSIMロック解除の手続きが可能です。<
・2017年12月1日(金)以降に、機種変更前の対象回線でSIMロックを行ったことがあること
・前回のSIMロック解除受付日から101日目以降であること
・前回のSIMロック解除を行った機種が2015年5月以降に発売された機種であること
②製品の分割支払金/賦払金を一括清算、もしくは、製品を一括購入した場合(一部の一括販売キャンペーンにて購入した製品は断られる場合があります。)
③Softbankを解約済みの場合は、解約後90日以内であり、契約していた本人であること
④ネットワーク利用制限製品でないこと
⑤対象の製品を契約していた本人であること

オンライン(My Softbank)また店頭で解約手続きが可能です。オンラインの場合は無料ですが、店頭の場合は事務手数料3000円がかかります。

どのキャリアも条件はほぼ同じですが、機種によってはSIMロック解除機能が搭載されていないものもあるので(古い機種の場合は特に)、注意が必要です。留学に向けて新しい携帯を購入しようと考えている方は、少なくとも留学する4ヵ月前には準備をしておくといいですね!

参照元 Softbank:https://www.softbank.jp/mobile/support/usim/unlock_procedure/

5.まとめ

イギリスで携帯電話を使うために知っておきたい、携帯電話会社の選び方やSIMロックの解除方法をお伝えしました。慣れない土地で携帯が使えないと非常に不安ですよね。イギリスはフリーWi-Fiがいたるところにあるので、ネットで調べものをしたりLINEなどのアプリを使ったりすれば、連絡を取るのに苦労するということはあまりありません。しかし、Pay as you goのSIMカードもあるので、短期滞在の方でも気軽に携帯電話が利用できる環境が整っています。料金も安いプランがあるので、迷っている方は試してみるといいでしょう。