イギリスの銀行について
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- 長期留学(1年以上)をする方、現地で働きたい方はお金を安全に管理するためにも、現地で銀行口座 (Bank Account) を開設することをお勧めします。イギリスでは基本的カード社会ですので、買い物をする際ほとんどの方が現金を持ち歩かず、カードで支払いをします。イギリス国内でビザを申請する際も非常に便利です。
口座開設のメリット
・大金を持ち歩いたり、家に保管することなく、安全にお金が管理できる・お金が必要になった際、日本からの送金が数日で受け取れる
・ATMにて簡単に出入金が可能
・デビットカード機能でキャッシュレス決済が可能
・YMSをはじめとする就労ビザの方は給与の受け取りの際必要
大手銀行は口座開設にあたって必要書類が多数ありますが、それに対してオンラインバンクはイギリス在住であることが証明できれば比較的簡単に口座を開設することが出来ます。
また、オンラインバンクは住所証明として大手銀行口座開設時や、NIナンバー取得の際の利用できます。
・残高(Balance)は銀行窓口、オンライン、ATMで確認することができます。オンラインでは他の口座に簡単に送金することができるので、家賃や光熱費などの請求書の支払いに非常に便利です。
・ATMでお金を出す場合 “cash withdrawals(現金引き出し)” “cash with on screen balance(現金引き出し+残高確認)”, “cash with receipt(現金引き出し+レシート)”など利用可能です。
・日本からイギリス口座に送金することができます。基本的には平日ですと1日~3日で送金されます。様々な海外送金サービスがあり、手数料のみならず残高の基準や他サービスが異なりますので、家族や自分に適した送金サービスを利用しましょう。
イギリス4大銀行
イギリス4大銀行はHSBC,NatWest, Lloyds TSB, Barclaysの4社です。オンラインバンクの利用が主流となりつつありますが、支店を持つ従来型の銀行にもそれぞれの利点があります。それぞれの特徴を比較し、ご自身のライフスタイルやニーズに合った銀行口座を開設しましょう。
口座開設に必要な書類
口座開設時必要な基本的な書類は以下の通りです。・パスポート
・滞在許可書/ビザ
・学校在籍証明書又は雇用が確認できる書類(学校や職場に頼めば大概作成してもらえます。)
・一定程度の入金金額
・イギリス国内の現住所証明
◆住所証明として認められる書類例
– イギリスの運転免許証
– 光熱費やTAXの請求書
– イギリスの銀行の取引明細書(Bank statement)
– イギリスの運転免許証
– 光熱費やTAXの請求書
– イギリスの銀行の取引明細書(Bank statement)
銀行によって上記以外の提示を必要とされる場合もあります。また地域、金融会社によっても決まりが異なります。
カード紛失・盗難や暗証番号打ち間違えをした場合
カード紛失時
イギリスでカードの盗難にあった場合、残念ながら99%は戻ってこないと考えていいでしょう。移民増加に伴い貧富の差もあるため、日本のように警察に届ける習慣はあまりありません。カード紛失・盗難にあった場合、まずは各銀行の24時間カスタマーサービスに電話して、カードを止めてもらいましょう。本人確認のため口座開設時に決めた暗号(母親の旧姓や最初に飼ったペットの名前など)を聞かれることがありますので、忘れずに覚えておきましょう。後日新しいカードと暗証番号が自宅に届きます。従って、自宅住所の更新は必ずしておきましょう。また、新しいカードが届くまでは銀行窓口で現金引き出しが可能です。暗証番号タイプミスや忘れた場合
日本同様3回暗証番号を打ち間違えるとカードが自動的に使用不可能となります。暗証番号を忘れてはいなく、ただ3回タイプミスをしてしまった場合はカスタマーサービスに電話をします。本人確認のためいくつかの質問をされますので、電話での英語の聞き取りが苦手な方は知り合いのネイティブスピーカーに助けてもらいながら電話をしましょう。その後ATMで正しい暗証番号を入れるとカード使用不可の解除ができるようになります。暗証番号を忘れた場合は、近くの使用銀行へ直接行きその旨を伝えた方が手続きが早いでしょう。本人確認のため口座開設時に書いたサイン(又は暗号)を書かされます。数日後に新しい暗証番号が自宅に送られてきますので、自宅住所の更新を必ずしておきましょう。
※上記の情報はLloyds TSBの場合です。銀行により対処方法が異なることもありますので、その都度指示に従って行動しましょう。
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